自宅にいるなら顔を触ってもいいでしょう? ダメらしい

アメリカの医者の姉に今さらながら「顔を触らないで欲しい」と改めて頼まれた。

!!!……家の中でも??……!!!

私は家の中は諦めていた。消毒を色々頑張るけど、さすがに家の中ではゆっくり自由に休みたいから、もし何かの消毒をし忘れて感染してしまったらそれは運だと…

それでも姉は首を横にふった。命を救うのに必死に働いている姉の頼みごとだからちょっと考えることにしたけど、それでも突っ込んだ:

鼻のてっぺんとかほっぺたは大丈夫でしょう?
 →ウイルスを顔に付けてしまうかもしれない。アゴより上はダメ。
鼻水が垂れてティッシュが近くになかったら?
 →垂れて死ぬことはない。アゴより下に垂れたら拭いていい(!)
手を洗ったら大丈夫でしょう?
 →ウイルスが既に顔に付いているかもしれない…

結果的に触ってOKなのはお風呂にいるときのみ(顔も手も綺麗な状態)。

もちろん、今の日本だと色々気をつければ、家で顔をちょっと触ったからと言って、感染する確率はまだ低いかもしれない。でもいくら気をつけてもウイルスを家に持ち込む可能性はある。そして姉が強調したいのはこれからの日本はどうなるか分からない。今の内習慣つけて欲しいとのことでした。

だから今日から触らない習慣の訓練をはじめた。何と辛いこと。痒くても我慢。垂れはじめてもティッシュを取るまで我慢。

姉からの訓練アドバイスは気を散らすこと。犬と遊ぶ。お尻をかく(笑)。私はひとまず痒みに気づいたら一番最後に練習した曲を歌うことにしてみた。

いくらなんでも家の中は大丈夫でしょう、と思う人は私の他にもいると思う。でもよく考えたら医療現場にいる人たちは痒いからといってすぐに手袋を脱ぐわけにはいかない。鼻水が垂れているからといって、すぐにティッシュを取り出す暇があるわけでもない。家にいる私たちに出来ることは元気でいること。医療システムに負担をかけないこと。自分の免疫力にいくら自信があっても、他の人の命がかかっているから。

すぐに顔を触るくせを完璧に辞めることは出来ないとしても、ちょっとずつ我慢の練習をしようと思う、今日の私です。

♪~~~~関連情報~~~~♪
なぜ人は顔を触るのか 「生まれ持った」習慣を止める方法は?

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